三尾狐のきまぐれ日記

きまぐれにタピオカやアニメ漫画、寺社仏閣など好きなものを記事にして投稿します。頑張って毎日書きますので、よろしくお願いいたします。

おすすめアニメ プリンセス・プリンシパル

 こんにちは、三尾の狐です。

 今日はおすすめのアニメを紹介します。

プリンセス・プリンシパル

 少女×スチームパンクのスパイアクションストーリー!


f:id:mituokitune:20191001232413j:image

 十九世紀のロンドンが舞台なのですが、史実とは違い、イギリスではなくアルビオン王国という架空の国の首都です。しかも、革命によって巨大な壁が造られ、東西に分けられてしまっています。古い街並みや小物、街を満たすスチームによって「昔のロンドンらしい雰囲気」が演出されているのですが、ロボット技術や空中艦隊が発展しておりどことなく近未来感も隠れており「昔なの?未来なの?」と困惑してしまします。しかし、それが異世界感を醸し出していて、どきどきとワクワクを誘ってくれます。

 しかも、BGMは梶浦由記さん!!梶浦さん!!です!!可愛い絵柄、リアルとファンタジーの合わさる背景、魅力的なキャラクターとはびこる陰謀・・・。それらすべてを引き出す至高の音楽

これだけで興味わいてきませんか?

公式HP:https://pripri-anime.jp/tv/

あらすじ

 強大な軍事力・空中艦隊や特定範囲内を無重力化する「ケイバーライト」の発展により、十九世紀末の派遣国家として樹立していたアルビオン。ある時、革命がおこり巨大な壁によって東西に・・・王国と共和国に分裂してしまう。以来十年、各国のスパイが暗躍する最前線となった首都ロンドンにて、王国に潜伏するスパイ組織「コントロールが存在した。そこに所属する主人公・アンジェやチームの仲間たちが、王国のプリンセスとともにロンドンの街を駆け巡る!

 

 wikiや公式をまとめるこんな感じでしょうか。

 スパイアクション、というだけあって初期段階では謎が多く、後半になって「こういうことだったのか!」とすっきりしたり、それぞれのキャラへの愛着がぐっと湧いてくるアニメです。私の場合、最終話で「こう来たか、プリンセス」となりました。一筋縄ではいかない、絵柄やキャラの可愛さにはそぐわない腹黒さもありますよww

 

 アンジェはプリンセスと入れ替わる「チェンジリング作戦」のた、め第二話にてプリンセスと同じ学校に編入。相棒のドロシーと合流。プリンセスと接近するために潜入したパーティーで別の事件が起こり、コントロールから別の指令を受ける。そのプリンセスに酷似した容姿を利用し指令を果たしたアンジェだが、身体検査を受けることとなり絶体絶命に・・・。そんなアンジェ達を救ったのはプリンセス本人だった。プリンセスは二人が敵国のスパイであることを知ったうえで協力し、アンジェに「自分を女王にしてほしい」と頼んだ。その後、学校でアンジェとプリンセスが二人きりになったとき、二人は知り合いであり革命によって引き裂かれたことが判明。その際、プリンセスはアンジェを「シャーロット」と呼んだ。

 敵国のスパイと協力関係をとることにしたプリンセスを心配する侍女で親友のベアトリス。スパイである二人を警戒していたベアトだが、コントロールからの指令によって、プリンセスと共に二人と協力して任務に参加することに。そこでアンジェと協力し(足をかなり引っ張るし、一方的に食って掛かるしw協力して、とはいいがたいが)何とか任務を成し遂げる。そのさい、アンジェのプリンセスを思う特別な感情に気が付いたベアトは、彼女に心を許すようになった。

 四話からは日本から使者で新たなチームメイトのちせが正式に参戦。ちせやベアトにスパイの技術を教える場面もあり、ドロシーの面倒見の良さが垣間見える。今回のミッションでは王国側に大きな被害が出るため、コントロールからプリンセスが裏切らないか監視するよう命じられたドロシー。四話からは彼女の優しさと情の厚さ、そしてスパイとしての立場に揺れ、葛藤する姿が増える。今話でも命令通りプリンセスを警戒する姿と、その裏で信じたいと苦しむ姿が交差している。情報の場所に対象がないことでプリンセスの裏切りを考えるドロシーだったが、プリンセス自ら王国側の人間を相手に戦おうとする姿から、改めて「彼女を信じたい」と思うようになる。ドロシーめっちゃいい子やで~。ちなみに、この話で五人組の名前がチーム白鳩に決まる。

 ごめんなさい、第五話を二回とも見れていないんです。なんで見れない話って被るんですかね!ちせの、大事な、話なのに!!!!これはBD買うしか・・・。

 第六話はちょっと番外チックで、ドロシーが主人公です。死亡した工作員の死体から暗号表を奪取せよと任務を受けたドロシーとベアトが潜入した死体回収所。そこで協力者としてであったのは、ドロシーの生き別れた父親だった。この話でドロシーの本名がデイジーであることが判明。ベアトに生き別れた経緯・・・母親が逃げてから暴力が悪化した父親から逃げたことを話すドロシー。最低だと言いながらも、実の父を憎み切れない彼女の優しさが・・・。彼女は借金まみれの父親を助けるため、自分が見つけた暗号文を父親に渡す。ドロシーとやり直したいと強く思う父親は、報酬を欲張ったために依頼主であるコントロールの敵対者に殺されてしまう。報酬をもらったら行くといわれ、優しい表情で指定された店でベアトと待つドロシー。しかしいつまでたっても父親は戻ってこなかった・・・。超悲しいお話です。もう無理、バスタオルください。

 七話も番外っぽい。共和国寄りの要人を狙う毒ガスジャックを探す任務を受けたアンジェ達。正体が軍人であると睨んだチーム白鳩は軍服の洗濯工場に潜入する!!しかし、潜入先には貧困層の少女ばかり、しかも工場が倒産の危機に・・・!そこで、プリンセスが私財を投じて工場を購入!!古くなっていた機材も買い替え、効率よく動けるよう配置も変え、歌によって少女たちの士気も向上!!軍服洗濯はもちろん、今まで取れなかった仕事も取ることができるようになった。そんな中、ついに毒ガスジャックの軍服を発見、無事犯人を捕まえることができた。

 八話目はアンジェとプリンセスの過去が語られる大事な話です。物語としては、共和国に亡命しようとしている要人の屋敷を見張り、彼が秘密裏に接触している相手を探るミッションを受けるところから始まります。見張りのために屋敷が見える公園で張り込んでいたアンジェが出会ったのはすりの少女。うまくいかずひどい手打ちを受ける彼女に、アンジェはくろとかげ星の話と称して、昔語りをします。

 その話で明かされたのは、アンジェとプリンセスの始まり。それは革命前の話。王室の勉強やしきたりに嫌気がさした王女様は、庭の片隅にある、誰も知らない古井戸へ逃げてきました。そこに現れたのは、王女様と全く同じ顔をしたすりの少女。王女様の名前はシャーロット、すりの少女の名前はアンジェ。仲良くなった二人が洋服を取り換えて、すりの少女に扮したシャーロットが路地裏に、王女の格好をしたアンジェが城にいるとき、革命が起きます。二人の少女はお互いにすり替わったまま、革命によって引き裂かれてしまう。・・・つまり、主人公アンジェが本物のプリンセス・シャーロットであり、いまのプリンセスが本物のスリの少女・アンジェだった。入れ替わった二人はそのまま引き裂かれ、今に至る・・・。おう、何かあるとは思っていたが、そこまで大規模だったとは。そのとき、アンジェが抱いた「貧困と格差に満ちたこの国を変える」という願いを、今のプリンセスが引き継ぎ「女王になる」という願いにつながる

 この後からストーリーは加速していきます。同僚で友進である別のスパイにかけられた裏切り疑惑。そして穏健派から革命推進派へと移行したコントロールよりプリンセス暗殺が命令される・・・・・・・。次々に引き離されていくちせ、ドロシー、ベアト。各国の思惑と革命の予兆、アンジェのただ一つの願いと、プリンセスのこの国を変えるという強い思い。思惑、願い、覚悟が交差し、再びの革命が王国を襲う・・・!!

 さあ、気になった人は今すぐぷりぷりを見に行こう!!!

 すみません、ネタバレあんまり得意ではないんです。でも、来年の四月に劇場版第一章が公開だから、一人でも多く沼に落としたくて…。でもやっぱり、結末はご自身の目と叡智と心で知ってほしいので、書きません!とにかくみんな可愛いよ!そして、可愛いだけじゃないよ!!

 

押しキャラ

 二人ご紹介!

ちせ

本名は藤堂ちせで佐賀藩の士族。剣術の師であり実父が外交特使・堀川公を暗殺しようとしているとの知らせを受け、留学生としてロンドンへ。暗殺を阻止した後は、堀川公より「共和国と王国のどちらが日本にとって有益か」を見定めるための見聞役を任される。そのため、ストーリー後半からはその任の重責に苦しみながらも「プリンセスに勝ってほしい」という気持ちを大事にし、チームとの絆を深めている。このね、国と友情の板挟みで苦しみながらも、自身の情を貫き、懸命に役に立とうとしている姿が、けなげで可愛くてりりしくて・・・!けっこうね、初盤ではプリンセスの護衛役が多くて「信用されてない」「役に立てるのに」とすねてる姿が多かったんです、かわいいね!でも、自分の立場を認めてからは凛とした姿勢が目立つようになります。かわいい。

 スパイとしての姿もよいのですが、留学生としてのちせはもっとかわいい!!日本から異文化で溢れた学校に入ったため、結党の申し込み方を勘違いしたり、漬物を持ち込んでベアトに嫌がられたりしちゃうんです。しかも、きょとん&ムスっとした表情!!かんわいい。でもね、日本を馬鹿にした男子生徒との決闘シーンは五人の中でダントツで雄々しい!というか、戦闘能力はダントツで高いんですよね!刀で縦断はじきますからね!こんなにちんまくて可愛いのに!

 礼儀と伝統を重んじ、強く凛々しくしかして可愛い!ちせをよろしく!!

 

ドロシー

 最押しです。五人組の中で最年長にして、リーダーの役割を担う彼女。上層部と連絡を最も受けるのもドロシーで、コントロールからの言葉とプリンセスやアンジェ達への信頼と友愛の感情で揺れ、常に葛藤しているつらい立場です。性格はとても明るく自由奔放、ムードメーカーで面倒見がいい。五人の中で一番スパイとしての立場をわきまえた発言をし、「私たちはスパイだ」というセリフが多く感じます。しかし、作中「スパイである以前に人間だ」というセリフもあり、本当に友情に厚く気持ちを大切にする素敵な女性であることがわかります。明るい調子ものタイプが、面倒見が良くてうらでは任務と友情で葛藤している、という時点で「うえ、ドロシー可愛い」となっていたのに・・・。「私たちはスパイだ」って言いながら人としての気持ちや友情を優先しちゃうの?やばい、すきぃ・・・・。ってなりましたよね。ビジュアルもいいんですよ。ぱっとみ「余裕のあるお姉さん+やんちゃ美少女÷2」みたいな見た目で、色仕掛けがお得意なのに、実はちょっと照れ屋で年齢のこといじられるとムキになってさ。自分は悩みやつらさを打ち明けられずに苦しんでるのに、みんなの前ではお姉さんらしく明るくふるまって、時には叱咤して・・・。最終話ではアンジェ泣かせるんですよ?実質最強じゃね?んあ、可愛い。こんな妹が欲しい。(姉ではないんです。私が姉になって慰めてあげたいし、陰から支えたいんです)

 

おわり

どうでしょう。ちょっとわけわかめなあらすじとかになってしまいましたが、少女たちによるスチームパンクなスパイアクション。興味を持っていただけましたか?可愛い、面白いだけじゃない。しっかり暗いとこや残酷なところまで描かれた、クオリティの高いスパイアニメです。まあ、まずは三話まで見ていただいて、勢いよく最終話まで。どっぷり沼にはまっていただいて、最終的には来年四月の劇場版を・・・・・・!

 どうぞ、よろしくお願いいたします!